1. プロ野球選手としての成績
オコエ瑠偉選手は2016年に楽天ゴールデンイーグルスにドラフト1位で入団し、2023年から読売ジャイアンツでプレーしています。以下の表はNPB公式記録に基づく年度別打撃成績で、2025年5月7日現在の数字を示しています 。通算では356試合に出場し、打率.226、14本塁打、63打点、25盗塁の成績です
※2025年成績は5月7日現在 。
成績を総括すると、オコエ選手はプロ6年間で打率.226、通算14本塁打・63打点・25盗塁を記録しています 。打率はリーグ平均を下回る年も多いものの、2024年には.261を記録するなど徐々に打撃数字を上げています。
2. プレースタイル
オコエ選手は外野手（主に中堅手・右翼手）で、優れた身体能力を活かした守備を持ち味としています。報道によれば、50メートル走で約5秒9、遠投120メートルの“俊足・強肩”を誇るハイレベルな素質が評価されています 。実際に楽天時代から中堅手を任される機会もあり、広い守備範囲と強い肩を生かして好守を見せた実績があります 。
打撃面では右打ちの大型バッターで、粗削りながら潜在的な長打力が期待されています。球団評論によれば「打撃は粗削りだがパワーはある」と報じられており 、巨人移籍後も逆方向へのホームランを放つなど飛距離を生かした打撃を見せています 。実際、プロ通算14本塁打の多くが長打力を生かしたものです。二塁打や本塁打以外にも、高い身体能力から併殺を外す鋭いゴロやセーフティースクイズなど多彩なプレーも武器としています。
総じてオコエ選手は守備範囲の広さ・強肩・俊足が持ち味の外野手であり、打撃では体格に見合ったパワーを見せる右打者として知られています 。
3. 報道されたスキャンダル・不祥事
オコエ選手に関しては、公的な報道において以下の不祥事が伝えられています。まず2023年1月、週刊誌で指定暴力団系組織関係者が主催する宴会に参加したと報じられました 。巨人球団広報は「オコエ本人は反社会的勢力と関係があった事実はないし、認識もなかった」と説明し、出席については認めつつも処分は見送ったと発表しています 。
また2025年5月には警視庁がオンラインカジノ賭博容疑でオコエ選手を書類送検したと日テレニュースが報じました 。捜査関係者によれば、オコエ選手は2022～2023年に海外のオンラインカジノサイトで賭博行為（バカラなど）を行い、合計約700万円を賭けた疑いが持たれています 。巨人ではNPB全体で発覚したオンライン賭博問題を受けて自社調査を行っており、その一環で警視庁に相談し捜査につながったとされています 。いずれも報道時点では容疑段階の話であり、判決等は発生していません。
以上の通り、オコエ瑠偉選手は公表されている範囲で暴力団関係者との宴会出席報道とオンライン賭博容疑での書類送検が報じられています 。いずれも事実関係が公的に取り上げられたものであり、それ以外のスキャンダル等は明らかになっていません。
参考資料: 日本野球機構公式サイトによる年度別成績 、スポーツ報知・日刊スポーツなどの報道 。
コメント